オリジナルヘルメットペイント Vol.22

こんばんは、店長です。

本日、お客様よりご依頼いただいていた「オリジナルヘルメットペイント」が完成して参りましたので、ご紹介させていただきます！

まずはすっかり恒例となりつつある、ペイント前のラフスケッチからご覧ください。

北海道の敏腕ペインター・Azumerry Presents(アズメリープレゼンツ)の製作するラフ画は3D CADを使用しているので、完成イメージが本当に掴みやすく、お客様からも大変好評をいただいております。

完全ハンドメイドの関係上、オーダーから完成までお時間がかかってしまうヘルメットペイントですから、少しでも安心してお客様に完成をお待ちいただく為のこだわりの一つです。

爽やかな印象のこのデザインが実際にはどのような作品に仕上がるのでしょうか？？

それでは完成作品をご覧ください。

ラフスケッチ通りのシャープで爽やかな作品に仕上がりました！！

曲線とシャープなラインが混在するデザインですが、カラー配色と巧みなグラフィック処理でスッキリとまとまりのある印象に。　差し色のピンクが良いアクセントになっていますよね！

後頭部にはお客様のご厚意で当店のロゴを入れていただきました。しかも結構なサイズで。。。

ちょっとだけ恐縮です。。。（汗）

ヘルメットの印象を大きく左右する顎元はシャープなラインでインパクトとスピード感を演出してみました。

意識しないと気づかないかも知れませんが、ライン先端のグラデーションと、背景の白地ベースのグラフィックがより立体的に見せるポイントになっています。

パーツ面積が大きく、グラフィックを取り入れやすい頭頂部。　今回は思い切りのよいデザインを採用してみました。　ここまでの立体感はなかなか出せないんですよね～。

頭頂部同様、今回の作品はすべて「クリアダクト」を装着しています。

ダクト本体をペイントする事はもちろん可能ですが、実用時の塗装剥がれのリスクが高まるのと同時に、ヘルメット本体のグラフィックをより美しく見せるのに適しています。

クリアだからと言って決して安っぽくなる事もなく、ダクト本来の役割を果たす事が出来ます。

今回のペイント作品は正式オーダーをいただいてから完成まで、本当に長らくお客様をお待たせしてしまいました。　　レースシーズン開幕の繁忙期との重なりもありましたが、冒頭のラフスケッチ製作やペイント仕上げまで、本当にお客様にご満足していただける作品作りを貫かせていただいたのが大きな要因です。

実は完成の約一週間前にお客様が参戦されるレースイベントがあり、急ピッチでの作業も可能でしたが、そうするといくら高いペイント技術を持っていたとしても仕上がりに”粗さ”が出てしまいます。

その点をお客様にご相談、ご納得いただけた事でここまで完成度の高い作品に仕上げる事が出来ました。

作品をお渡しさせていただく際に「待ってて良かったです！」と、笑顔でお客様から喜びのお声を頂戴した時は本当に涙が出そうな位に嬉しかったですね。

もちろん完成が早いに越した事はありませんが、「ヘルメットペイント=世界に一つだけの作品」　だと考えていますので、現在完成をお待ちいただいるお客様につきましても、今しばらくお時間を頂戴出来れば幸いです。

完成した際の感動と、所有する喜びはお約束いたします！！

最後となりましたが、この度オーダーいただきました「S.M 様」 本当にありがとうございました。

これからもこの作品と一緒に素敵なモータースポーツライフを送って下さいね！

ヘルメット：アライヘルメット SK-6

ペインター：Azumerry Presents(アズメリー プレゼンツ)

シールド　：Third-Eye(サードアイ)ミラーシールド　ブルー/スモーク

参考価格：94,500円定額　※ペイントのみ