お客様よりご依頼いただきました、アズメリープレゼンツ オリジナルヘルメットペイント作品をご紹介させていただきます。
アライヘルメット CK-6Sをベースに、お客様がこれまで使用されていたデザインを元に、Re:アレンジを行わせていただきました。では、早速細部を見て行きましょう。
元々、キッズ・ジュニアドライバー向けに軽量性と視認性を重視したCK-6Sですので、GP-6/SK-6シリーズとは違ったバランス感覚が求められます。パーツの形状やサイズ感などをmm単位で微調整を繰り返し、全体のバランスをとりました。
定番とも言える蛍光オレンジ基調となりますが、ありきたいな雰囲気にならぬよう、エッジ部分を中心にシャドーエフェクトを配置して、シャープさも追求しました。
フロントマスクは、曲線を中心に構成したスッキリとした雰囲気です。ヘルメット本体の丸みやシールドの大きさを隠すのではなく、あえて活用した好例だと思います。
リアビューはブラックの質感にこだわり、ツルンとした印象に仕上げました。センター付近を走る太めの蛍光オレンジがインパクトありますよね。これくらい潔いライン構成の方がサーキット走行時(レーシングカート)では目立ちますよ。
頭頂部にはお客様の家紋を配置。シャドーエフェクトによる縁取りで表現することで、浮きだしているような立体感が特徴です。家紋の形状から、今回はあえて思いっきり大きく配置しましたが、さり気ない主張として部分的に配置するのも面白いかも知れませんね。
オプションパーツのBIGディフューザーを装着。真っ黒にペイントせずに、ガンメタリックのラインを入れる事でディフューザー形状に、より立体感が生まれました。
ブラック部分には細目のラメをふんだんに使用しており、太陽光の下ではまた違った印象を見せてくれます。
なんて事のない色の塗り分けにもとれるパーツ達も、じっくりと確認すると、サイズとや色の重なりが計算し尽くされている事に気づいていただけると思います。蛍光オレンジにしても、エッジ部分に入れたライン(濃い目の蛍光オレンジ)がなければ、ノッペリとした印象になってしまいます。
こう言った小さな積み重ねでアズメリープレゼンツ作品は形成されています。
最後となりましたが「G.M様」、いつもご依頼いただきありがとうございます!既に次のヘルメットも完成・納入済ですが、そちらのブログ掲載までもう少しお時間下さいねm(__)m
■ペイントデータ
ペインター:アズメリープレゼンツ
ベースヘルメット:アライヘルメット CK-6S
ペイント種:ソリッド+ラメ加工
オプション:Third-Eyeミラーシールド
オプション2:アズメリープレゼンツ BIGディフューザー
オプション3:Greed ヘルメットチンスポイラー
オプション4:GAZEシールドスクリュー CK6S用
オプション5:GAZE ROPOSシールドポスト