Star5サポートドライバーであるヤングガンが、世界格式(FIA格式)の海外レースに挑戦すると言う事で、個人的に少し不安になり(笑)、渡航前に装備品一式のチェックを行う事にしました。
※この写真はイメージ画です。
同じFIA格式のレースでも開催国によっては、装備品チェックの厳しさやペナルティには結構な開きがあります。特にヨーロッパの装備品チェックは厳しいと個人的に思います。
身につけているものが全てFIA規格公認なのは当然として、スーツやグローブの破れ、シューズの穴あきなどにも要注意です(耐火性能が発揮されないので、当然と言えば当然ですよね)。
それに加えレースの格式が高くなると、ヘルメットのモデルや製造年月日も厳しくチェックされます。
しかし、案外見通しがちなのがHANS(ハンス)デバイスなのです。
HANS(ハンス)デバイス本体に本体に貼り付けられたラベルで製造年がわかります。その近くに貼り付けられたホログラムシールに『VOID』と言う文字が浮かび上がって来たら、賞味期限切れで使用不可です。大体、製造から7〜8年程度で浮かび上がります。
チェックするのはホログラムだけではありません。実は一番大切なのは、『ベルトストラップ』部分なのです。ヤングガン本人から送られて来た写真を拡大して見て、一発アウトを宣告しました。
少しわかりにくいのですが、拡大写真を見てください。赤丸で囲んだ部分に、ベルトの織り(縦方向)とは別に、横方向の筋が見えると思います。
これは、HANS(ハンス)デバイスのベルトストラップに一定以上の衝撃(ベルトが延びた)が加わった証拠なのです。
一度でも衝撃を受けた(延びた)ベルトストラップは、本来の強度を発揮する事は出来ませんから、早急にベルトストラップの交換が必要です。
厳格で正しい判断を行う、車検マーシャルさんだと、装備品チェックで失格の判定をいただく事になりますよ!
車に例えると、HANS(ハンス)デバイス本体はバケットシート、ベルトストラップはシートベルトみたいなものです。
いくら高性能なバケットシートに座っていても、肝心のシートベルトを付けていなかったり、切れてしまったりしたら、何の安全性能も発揮出来ませんよね?
それとまったく同じなのです。このあたりのチェックを怠ると、HANS(ハンス)デバイスは『ただ大きくて高級な首輪』へと成り下がります。
Star5では、HANSデバイス専用のベルトストラップの交換サービスを提供していますので、ご希望の方はお気軽に店舗までお問い合わせください。
ベルトストラップの交換作業自体は、六角レンチ一本で行うことが出来ますので、お客様自身でも作業可能ですが、交換の必要があるのか?ないのか?不安に思われた方も、お気軽にお問い合わせくださいね!
もちろん、世界戦やFIA格式のレースに参戦されない方にも、定期的な装備品チェックを強くオススメいたします。
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